1964年
6月24日
 昼のバットスイングでは軽いスイングを見せ、とても安定していた。
 特にステップを小さくしてからは非常にフォームがまとまり、これなら首位打者も取れるのではないかと
思う。
 フリーバッティングでも素振りのままのフォームで打ち、軽く打ってもライトスタンドにポンポン入り、見て
いた記者も驚いていた。
 今日の王のバッティングはボールが入って来たのを、そのまま自分で軽くスタンドに持って行ったような
感じで、なんの造作もなくホームランにしていた。
 全く素晴らしいバッティングをした。
 ゲームになってもこの調子で打ったのだから大変なものだ。
 右中間、左中間と素晴らしい当たりをし、2本の長打とファウルになったホームランをライト線に打ったの
は見事だった。
 あとは王自身が自重することが大切である。