1964年
6月7日(対阪神 ダブルヘッダー)
 村山投手から1本のヒットしか打てず出来としては悪い方だった。
 一番の欠点はフォークボールとやまを張りながらスピードボールを打ち、スピードボールとやまを張りながらフォークボールを打ち全く逆へいき、これでは打てるわけがない。
 第一やまを張ること事体あまり良くないのにこのごろはそのやまが全部はずれているので調子が良いわけがない。
 私の理想はどんなことがあってもやまを張らずに打つことが一番良いのだが、この無心で打てるまで努力することが大切である。
 第二試合目もバッキー投手のボールを全然打てず、全く淋しい限りだ。
 1本つまりながらライト線に打ったのだが、藤井外野手に好捕された。今晩の場合は落ちるボールを一塁に凡ゴロを2本ばかり打った。
 低めの落ちるボールをバットの下に当てて凡打にしたが、この落ちるボールをもうひとつボールについて打てば打てるのだが、体だけ前に出てバットが出ないのでバットの下側に当たってしまう。