1964年
6月6日(雨天練習だけ)
 王はティーバッティングが嫌いで、例の通り軽く100本くらい打って引き上げた。
 王の調子はあまり良くなく、むしろ悪いといった方が早いくらいだ。
 打てない原因は、このごろの投手は王に対してチェンジアップでタイミングを狂わしているようだ。
 そのチェンジアップに王が気を取られて、前に体が泳がないようにするために、逆に体を左足に
乗せ過ぎて自分自身のバランスを崩している。
 私の考えとしては、体を残し過ぎるよりは、むしろ泳ぎ気味の方がまだましだと思う。
 泳いでも気さえ抜かなければ、必ず打てるからだ。