1964年
5月26日(対阪神)
 四球2個、ホームラン1本、凡打1とまあまあの成績であった。
 特にホームランのボールは低めのボールだったが、理想的なフォームで打ち、見事センターややライトよりの深いところへ叩き込んだのは立派だった。
 村山は今朝の新聞によると長嶋より王を警戒すると話していたが、金田同様、王を高く買うようになった。
 今日のバットスイングでは外角球は上手く振れるのだが、内角球があまり上手く振れずまだ感じが出ない。
 内角球の打ち方は昨年の方がずっと上手く打ったような気がする。
 特にこのごろ立て振りが出来なくなり、王自身自分で理屈をつけるようになり、自分の振りやすいほうが良いような素振りを見せる。
 自分でいくら感じが良くても悪いスイングは悪いのだから素直に直すことが大切である。
 いつ自分の悪い癖がつくか分からないから、今のうち十分注意することが大切である。