1964年
5月12日(対大洋)
 よく打ち、全員で14本のヒットを放ち、見事大洋打線に打ち勝った。
 王は後楽園の最後のときから調子が狂いだし、バットが下から出るようになった。
 今日はかろうじて3打数1安打とポテンヒットが出たから良いものの、このごろは悪くても1本はヒットが
出るようになった。
 バットが下から出る欠点は相変らずで、このバットが下から出るようになるとステップが大きくなり、双
方ともに関連がある。
 本人はそれほど下からバットが出ているとは思っていないのだが、実際は良いボールをチップするので、一間遅れているのである。
 夜のバットスイングでは構えのときにまだ気の出し方が足りないような気がする。
 そのためバックスイングしたときに重心が左足の外側に来て、力が抜ける。
 バックスイングしたときにいつも気を前において、ポイントだけはちゃんと前においておかねばいけない。
 ポイントがくい込まれるからバットが下から出るのだし、ステップが大きくなるのだ。
 バットスイングのときにもっと立て振りをする必要がある。