1964年
4月3日
 名古屋遠征について行かなかったので、中日戦のことは分からないが、テレビ、新聞などで見ると成績からたいしたことではなかった。
 今日、多摩川の練習場でバッティングを見ると思ったより実際の方がうんと悪く、これでよくホームランを打ったと思うくらいだ。
 技術的な欠点はバックスイングの際、体が移動するときに気も一緒に動き、重心が地に付かず、宙に浮いてしまって体重の移動が今までよりずっと大きくなったのでボールを捕らえることが出来なくなった。
 また、バットの先が下から出るのもこのためで、初めの姿勢が悪いと最後までそれが影響してしまう。
 今晩のバットスイングはそれほど悪いところが目立たず、バックスイングのときも一瞬時静止の状態が出来ていたし、ポイントも調子の良いときと同じようなポイントで振れていた。
 難を言えば、スイングの鋭さが欠けていたくらいだ。