1964年
3月24日(対阪神)
 全く良いところがなかった。
 構えそのものにそれほど欠点は見出されなかったが、難を言えば、気が少し出ていなかったような気
がする。
 今まであれだけ打った男が、たった一夜明けたら今日のように全く打てないのだから野球は面白い。
 結局、技が一日にして落ちるのではなく、気の使い方、出し方を忘れると、このような悪い結果が出る
のである。
 常にどんな相手に対しても、自分の全力を出すことが肝心である。