1964年
3月8日
 今日のゲームでは2試合で4ホームラン2安打と今までのスランプはどこへやら、またライターが大変な騒ぎをすることだろう。
 今までで打てなかったのは二本足で打てなかったので、一本足で打てなかったのではないから、私としてはそれほど心配していなかった。
ただ打つのは本人だから、自信をなくしたらいけないと思った。
 一本足で当たれば初めから一本足が良いと評論家は言うが、初めて一本足にしたときの評論家の評は割合点が辛く、賛成してくれるものはほとんどいなかった。
それが二本足で打てないと一斉に一本足で打てているのに、なぜ二本足にしたのかと聞くのだから他人は信用できない。
 約2週間のスランプだったが、やっと当たりが出てきたので、これで安心した。
 当たりが出始めたら、昨年よりずっと良く、迫力もあり、フォームそのものも一回り大きくなった感じがする。
 昨年より良くなった点は、まず長打が出る。三振がほとんど無くなった。セットポジションのときの打ち方が上手くなった等である。