1964年
2月22日
 打撃練習のときにライナーばかりで大きいのが飛ばなかった。
悪いのではないが、大きく飛ばすのだったら、ボールに体を乗せて打てばもっと大きく飛ぶ。
 ゲームでは2度四球、2度良い当たりをしたが捕られた。調子は決して悪くはない。
だが、素晴らしいとはいえない。
 まずタイミングの取り方だが一つ遅い。“間”に余裕がないから自分の思うように自由自在に打てない。
西鉄の中西監督がなぜ一本足で打たせないのかと質問されたが、それも一理ある。
二本足でも一本足のときと同じようなタイミングが取れれば絶対打てるのである。
一本足だとなにか投手がタイミングを外せると思って非常に注意して投げるので相当損をする。
 一本足と同様のタイミングの取り方で二本足にすれば、相手に警戒されずにやすやすと一本足同様に
打てるからもっと成績が良くなる。
 一本足の“間”が二本足でつかめれば三冠王間違いなし。