1964年
1月21日
 今シーズンから二本足で打たせることにした。昨年5月頃から二本足打法で素振りをさせるとバットが下
から出る癖があった。
 “なぜ二本足に踏み切らせたのか。”だが一昨年の一本足のときには無心でボールを待っていたので、
なんの心配もなく、打てた。それが昨年になると相手投手にタイミングを外すことに専念され、 本人は非常
に意識するようになった。
 私は本人が意識し始めたので、一本足打法は終わりだと思った。
なぜならばタイミングを取ってボールを待つときは、 相手投手のモーションなど全然こだわらないことが
大切なのである。 昨年の日本シリーズで第七戦目に二本足でツーホーマー打ったので、これだったら
いけると確信した。
初日から割合良い当たりをしていたので安心した。今年は3年目なので大いに絞ってやる。